【脱毛後に起こる症状の1つ】毛嚢炎とは？

毛根を包む毛包や毛嚢に炎症が起こった状態のことです。具体的には、表面にとどまっている炎症を毛嚢炎、毛包の下部まで炎症が及んでいるものを毛嚢炎といいます。主に顔や背中など毛の生えている部位に生じやすく、糖尿病や免疫機能の低下がみられる人は重症化しやすいといわれています。

傷などから毛穴に細菌が入り込み、炎症を起こすことが原因で生じます。髭剃りやムダ毛処理の後は毛包炎が起こりやすいのはそのためです。また、ステロイド外用薬を使用している場合も薬品によって免疫が抑制されるため、毛嚢炎が起こることがあります。

毛包に一致した赤い丘疹きゅうしん(ぶつぶつ)や真ん中に膿疱とよばれる膿うみを持った水疱(すいほう)があり、その周りは赤みを持っています！かゆみはないことが多く、まれに圧痛(押したときの痛み)を伴います。

(日焼け直後で、お客様のご希望で出力を高めた時のものです。すぐに症状はなくなりました。)

症状が軽い場合(上記写真程度)はほとんどが自然に治ります。清潔に保っていただければ、特に治療に必要はございません。熱を帯びている場合、冷たい清潔なタオルで冷やしていただくと症状は落ち着きやすいです。痛みが伴われる場合は、抗菌薬の内服や外用を行ってください。

毛嚢炎の予防には、皮膚を清潔に保つことが大切です。汗を小まめに拭き取り、寝具など肌に触れるものを清潔に保つことも意識しましょう。また、小まめに保湿を行い、肌のバリア機能を高めることやカミソリ、毛抜きのかわりに電気シェーバーを使うことで皮膚に傷を作らないように対策を行うと効果的です。

teddy bearでは資格取得者のみが施術を行うため施術中はもちろんのこと、肌の状態を見た出力の提案、アフターフォローの仕方なども丁寧にお伝えします。